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子供の自己管理・自己責任と親の関わり方 [親の気持ち]

などと、堅苦しいタイトルを付けてしまいましたが、
今日、とある問題が起きました。

息子(小4)が放課後、同級生8人と公園へ遊びにいきました。
カードやゲームなども持っていってます。
公園の遊具(アスレチック系)でも遊んだようです。
友人の一人(A君)が習い事があるので、先に帰りました。
その時にカードを忘れて帰ってしまったので、
息子他数人でその友人のうちへ忘れたカードを届けたそうです。
(ここまでは、うちの息子に聞いていた話)

そのカードを忘れた友人A君のお母さんから夜8時過ぎに電話があり、
『直接話したい事があるので、今から伺っても良いでしょうか?』というので、
どうぞ、と言いました。
すぐにそのお母さんが来て、玄関の外で話がしたいと言い、
『A君が大事にしていたカードが2枚無くなっているので、
その2枚のカードを持っていないかどうか、うちの息子のカードを確認してもらいたい。』
みたいな事をゴニョゴニョ言うのです。
「それって、うちの息子が取ったかも、と言う事ですか?」と聞くと、
『そうじゃないんだけど・・・・』とまたゴニョゴニョ。
『A君や他の方(他の子のお母さん?)からも、聞いているので』
何をどう聞いているのかもちゃんと説明がなく(誰かがカードをごまかしたりする事?)、
とりあえず私は
「息子が寝てから息子のカードを確認してお知らせすればよいのかしら?
明日息子にはきちんと話してみますが。」というと、それでよいという返事でした。

話が終わって部屋に入ると息子が
「カードの事?」と聞くので、(本当は明日話そうと思っていたけど)
上記の事を息子に話して、カードを2人で確認してみました。
その結果、A君のなくなったカードは息子の手元にはありませんでした。



大事にしていたカードが無くなった事はA君にとってとてもショックだった事は理解出来ます。
しかし、自分の息子の自己管理が悪く忘れてきた物を、
お友達が親切にうちまで届けてあげたのに、
こういう行動を取るA君のお母さんの行動が理解出来ません。

もし、自分の息子がA君の立場だとしたら、
私なら
「大切な(大事な)物を忘れてくるのは、自己管理が出来ていない訳で、
数枚なくなっているとしても、届けてくれた友だちに感謝しなさい。
全部のカードが無くなったとしても文句は言える立場じゃないんだから。」っていうでしょう。
それでお終いです。
一緒に遊んでいた友だちのおうちへ電話などまずしないでしょう。



「息子のカードの中にはA君の無くなったカードは無かった事。
犯人探しをしたいのなら、3学期はもう明日1日しかないので、
今晩中に担任の先生に連絡をした方がよいと思う。」旨をA君宅に電話しましたが、
留守電になっていたので、そのまま留守電に入れておきました。(PM9時頃)
PM10時半頃お返事の電話があり、
『犯人探しをしたい訳ではないので、担任の先生に言うつもりはない。
息子さんを疑るような事をしてスミマセンでした。』との事。
だったらさっきのは何だったの???と、
全く理解に苦しみます。

私は、<自分の息子に限って人の物を取る訳ない>とは考えていません。
どうしても欲しいものがあって、買ったり出来ない物で他人が持っていたら、
欲しくなってしまうかもしれない、と思います。
ただ、<嘘をついてはいけない!>という事は口を酸っぱくして言っているので、
(過去に親に嘘をついて悪さをした経験ありな息子なので)
嘘をついたら大変な事になるのは分かっているはずです。

それと、子供達、まだまだ自己管理が出来ていないようです。
公園で遊ぶ時、
カードやゲーム機(+カセット多数)を入れたリュックやポシェット、コート類を
一まとめにして、誰も見張りを立てずに遊んでいるそうです。
リュックごと盗まれる事だってありうる訳で。
なので、自分の大切な物は体から離さないように言っておきました。
大切な物の自己管理・何かあった時の自己責任は、
もう今度5年生になるのですから、ちゃんと出来ないとね。
そして親も関わり方をキチンとしなくては!と改めて感じました。


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コメント 3

柊太郎

こんちは。
いますね・・・いきなり行動してしまう人たち・・・
少し考えれば、理解できると思うんですが・・・
自分のことしか見えていないのでしょうね。
我が家の自己責任問題は、もっと次元が低いです。
ビデオの録画は、他人任せにするな・・・
チャンネルを間違えた、時間を間違えた、テープが足りない・・・
チャンと確認しないとね・・・(&自分でね!)
ではでは。
by 柊太郎 (2006-03-24 12:35) 

Keiko

きっと、そのお母さんの方が頭に血がのぼっちゃったのね。
息子のものも自分のものという認識が強い、物に捉われる性格の人なのかもしれません。後から徐々に我に返っているように見受けられますが、短絡過ぎで今後が大変そうです。
ゆっこさんの息子さんにとっては、転ばぬ先の杖、良い経験になったのかも。
by Keiko (2006-03-24 20:31) 

ゆっこ

柊太郎さんへ
本当にどうしたいのか分からず、困ってしまいました。
自分の子供が可愛いのはわかりますが、それだったら、
先生を交えて話をするかというと、それはするつもりない、と言うし。

柊太郎さんちの自己責任問題、別に次元が低くはないですよ。
どんな事でも、子供自身で出来る事は自分でさせなくちゃ。
『何にも出来ない赤ちゃんじゃないんだから!』が口癖になりつつある私です。

Keikoさんへ
私はあんまりママ友だちと親しくしてないので、
A君のお母さんの性格はよく分からないのですが、決断力に欠ける人みたい。
親なら親としてのやり方があると思うのですけどね。
息子にとっては確かに色々な意味でよい経験だったようです。
私自身、昨日は無性に腹立たしくなってしまい、
この記事を勢いで書いて、ちょっとスッキリで来ました。
『書く』事の効果って凄いな、と改めて感じました〜。
by ゆっこ (2006-03-24 22:30) 

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